2019.11.30
取引先さんが台北市で行われる「Pop Up Asia Trade Fair」に参加されるということで、合同展の可能性と台湾のセレクトショップ事情をリサーチしてきました。
開催詳細はこちらからご覧いただけます
Pop Up Asia 展示会はアジア初、ハンドメイド作家/クリエイターと組織の交流を主体としたビジネス展示会、作家/クリエイターの角度から業界の最新トレンドや長期的経営のビジネスモデルなどを探り、アジアハンドメイド市場の輸出入業、小売業等販売経路業者、製造メーカーや投資家などへさらに一歩進んだ情報提供を行っています。国境を越えた交流やコラボレーションが叶う、未来を見据えた国際ビジネス展示会。とあります。
来場者は、2016年第一回の12,000人から第三回にして43,000人と、毎年100%近い成長率を実現、累計1,000人を超えるアジア各国のバイヤーを動員し、200件ほどの国境を超えた商談が成立しているそうです。
実際どんな感じなのでしょうか?
2日目の中日から行ってまいりました。
会場となる建物は松山文創園区2、3、4、5号倉庫 歴史を感じて雰囲気も○
一般の方の入場も可能です。むしろバイヤーよりも一般人のほうが多い印象です。
側道も良い感じですね
正面入り口を入ったところのディスプレイ
これは、、センス的にはどうなのでしょうか、、、
コンセプトがわかりません。。。なんかもったいない感じがします。
一般の方向けの雑貨のブース
JAPAN BOOTHもありました!
が、端っこでちょっと人通りが少ない場所だったのが残念。
展示会の反応はどうだったのか気になるところです。
台湾のシューズブランド
こちらも台湾のブランド。カジュアルなテイストが多かったです。
こちらはセミナーやバイヤー向け商材が多めの区画
カスタム可能な弁当?Tシャツがなぜか盛り上がっておりました。
こういうのが台湾では人気?
手芸教室も開催しておりました。
中央の絵が気になります。笑
雑貨はファンシー系も少なくないです。
雑貨メインの展示会ですので、雑貨8割、洋服2割のイメージでしょうか。
アジア中心に海外からの参加も多く(カンボジア、インドネシア、タイ、香港など)
日本からも10社ほど参加されていました。様々なテイスト、アイテムが出展され
オシャレや可愛いものが好きなTiwaneseに人気の展示会のようです。
また「to touch」「OTA KNIT」を展開されている
マウンテンディアーさんが日本から出展されておりましたので色々とお話を伺ってきました。
他ブースと差別化されるよう日本ブランドの品質の良さを提案されています。
Pop Up Asia の特徴として
上記を挙げられました。
数時間の滞在ですべてを把握できたわけではありませんし、
あくまで予想の範疇ですが総括しますと
※あくまで個人的感想です
出展費用も高くなく(20万弱くらい?)低単価な雑貨やアクセサリー、商材を扱っている日本ブランドはトライしても良いかもしれません。台北でセレクトショップ向けでファッションに特化したトレードショーがあっても良いとは思うのですが現状ないようです。代理店やディストリビューター、問屋をされている方ともあまり出会えず、、そういった方たちはどこにいるのだろうと思いながら諦めずに引き続きリサーチしていきます。
ここに別の台湾のトレードショーも紹介しておきます。
■台湾文博会
https://creativexpo.tw/
台北の人気スポットを会場として展示を実施し、数多いショップとも連携しながら、
台北をデザイン一色で盛り上げるシティワイドな一大イベント。
昨年、来場者数は30万人を上回る。
■台北魅力展 Taipei in Style
http://www.taipeiinstyle.com/new/home/main_cht.asp
台湾最大規模の総合ファッション展示会は松山文創園区にて開催される。
デザイナーのショーなどもおこなう。現在開催されているかは不明。
■ギフショナリー台北
https://www.giftshow.co.jp/taiwan/giftionery2020/index.htm
ビジネスガイド社が日本正規代理店として7回目となる「ジャパン・パビリオン」を主催し、
日本の中小企業の皆様の台湾市場開拓を強力にサポート。
2017年の出展企業は514社、740ブース、来場者数も18,041名にのぼる。
余談ですが台湾発のスタートアップ企業でPINKOI JAPAN株式会社が運営する「PINKOI」というECサイトがあります。
https://jp.pinkoi.com/about
台湾、香港、中国、タイなどアジアの最新の雑貨やファッションに出会うことができ、会員数は全世界約300万人に登ります。PinkoiはECサイト事業の他、ワークショップ、ブランド代理業、文化創造産業への投資などのサービスをグローバルに展開しています。アジアを中心としたデザイン市場のビジネスエコシステム(事業生態系)を広げ、国を越えた理想的なライフスタイルを提案できるサービスを目指しています。(PINKOI HPより引用)
アジア進出にご興味ある方は一度コンタクトを取られてみてはいかがでしょうか?
【台湾出張レポート②に続く】